地域福祉活動とは?
地域福祉活動とは、子どもや高齢者、障がいのある方も誰もが住みたい地域でいきいきと自立した生活が送れるように、地域住民の皆さんをはじめ、地域にある福祉施設、ボランティア、自治体、企業などが協力し、共に支え合い、助け合う地域社会づくりを行う取り組みです。
地域福祉活動計画とは、社会福祉協議会が呼びかけて、住民、地域において社会福祉に関する活動を行うもの、社会福祉を目的とする事業(福祉サービス)を経営する者が相互協力して策定する地域福祉の推進を目的とした民間の活動・行動計画であり、その内容は福祉ニーズが現れる地域社会において、福祉問題の解決をめざして、住民や民間団体の行う諸々の解決活動と必要な資源の造成・配分活動などを組織だって行うことを目的として体系的かつ年度ごとにまとめた取り決めです。
米子市社会福祉協議会では地域福祉活動のお手伝いをしています
●地区社会福祉協議会活動の支援
地区社協とは、住民同士が協力し、地域福祉活動を米子市社協と協力して活動していく組織です。各公民館区域(市内27地区)に組織されており、米子市社協では財源の支援や連絡会などを開催し助言や意見交換を行うなど、地区社協活動の支援を行っています。
●在宅福祉員活動
在宅福祉員とは、米子市社協が自治会ごとに1名ずつ委嘱し、小地域福祉活動を実施していただくボランティアの方です。米子市内に約800名を委嘱し、一人暮らしの高齢者や高齢者世帯など、生活に少し不安を抱えている方の見守り活動や地区社協活動のお手伝いをしています。
●ふれあい・いきいきサロン活動
ふれあい・いきいきサロン活動とは、高齢者の方が公民館等に集まって、高齢者同士の交流を通して生きがいづくりや社会参加をすすめ、地域で元気に暮らせることを目的とした活動です。いきいきサロンは米子市内に約150ヶ所あり、米子市社協では高齢者の方が地域で元気に暮らしてもらえるよう、サロン活動への支援を行っています。
●住民の「支え愛マップづくり」活動
「支え愛マップ」とは、災害が起きた時の安否確認、避難誘導や普段の生活での見守り活動などに役立てるため、災害時に手助けが必要な人がどこに住んでおられるのか、ご近所の誰が声かけにいくのかなどを書き込んだ地図です。
米子市社協では、自治会単位に支え愛マップの周知や、説明会などの活動支援を行っています。
●「地区版の地域福祉活動計画」の取り組み
「地区版の地域福祉活動計画」とは、住民同士が地区内の「福祉のまちづくり」を考え、それぞれの思いや知恵を出し合います。地区にお住いの方の困りごとを調べ、どのような活動ができるのか目標をつくり、計画として明らかにするものです。
米子市社協では、この計画づくりへの支援を行うことで、各地区の地域福祉活動の充実を図っています。